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『チーム・バチスタの栄光』

原作を読まないで観に行ってよかった。犯人探し、謎解きの興味が最後まで持続して、十分楽しめた。実力のあるキャストたちで、ストーリーが面白く、エンターテインメントとしてよい出来の作品だと思う。

続き
チーム・バチスタの医師たちの個性がそれぞれ特徴があり、むしろ個性的過ぎるところも多少なきにしもあらずだが、メリハリがあってよかった。竹内結子さん、キネ旬で主演女優賞を獲っただけのことはある。この作品でも、一見天然そうに見えながら、実のところ綿密で芯の強い女性を好演していたし、術死を目の前で見てしまったあとのショックの様子など、うまいなあと感心。そして、看護師役の井川遥さん、この方はもっと若い頃には、なんだかな~という印象の女優さんだったが、最近格段に迫力が出てきて、今回もとてもよかった。男優陣では、佐野史郎さん、常日頃冷静で無感情な医師でありながら、バチスタ手術を成功させたときに、安堵の念から見せる人間的な部分の演技がとても印象に残った。吉川晃司さんの演技を観るのは初めてだが、出しゃばらず受けの演技に徹していて、なかなかよかった。

手術シーンは、苦手な人は直視するのが辛いかも知れないほどの迫力。昨日だったか、朝日新聞の映画評では、この作品の映像について、アップの多用に対する苦言が呈されていたが、まあそういったテレビ的な処理は、確かに目に付く。せっかくの大きなスクリーンを生かしきれていないなという画作りに関する不満はある。でもストーリーで見せる映画だから、こんなものだろうと思った。

(2008.2.15 ユナイテッドシネマとしまえん にて)

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