『HERO』を観に行ってきた友人から聞いた話。上映後、外に出ると二十前くらいの女性が二人、映画の感想を話していたのだそうだ。「面白かったね、エンザイって何のことだかよくわかんなかったけど」「うん、私もよくわかんなかった」というものだと言う。あちゃー!あの映画で「冤罪」って言葉の意味を知らなかったら、ストーリーがよくわからないだろうに…
それじゃあ、『帰ってきた時効警察』をみても、「猿罪」のギャグが通じないんだろうなあ。
この手の話は最近本当によく耳にする。大人だって若者言葉はわからないことも多いが、同年代だけに通じる言葉ではなく、きちんと辞書に載っているような言葉は、年代を問わず知っておくべきだと思うけれど。でも、メディアでは、「えん罪」と書いたりする時代だものなあ…無理もないか。
余計なことだが、本来、漢字二文字の用語なのに、当用漢字でないほうを平仮名にするやり方は大嫌いだ!振り仮名をつければ済むことなのに。新聞などでは、ルビをつけるには行間が足りないし、文字数制限があるため、おいそれとカッコ書きの振り仮名をつけるわけにもいかないらしい。
映画のタイトルも、『殯(もがり)の森』などは決定までに紆余曲折があったのだろうか。