記事一覧

『シッコ』

マイケル・ムーア監督の話題作『シッコ』を観てきた。実は試写会に当たっていたのだが、たまたま『TAXi 4』がこれと同じ日に当たってしまい、『TAXi 4』はお金を払って観に行かないだろうと思ったので、『シッコ』を公開になってから観ることにしたのだった。期待に違わず面白かった!123分があっという間。

以下ややネタバレ

久しぶりに西川美和監督

『夢十夜』のDVDが発売になったのを機に、久しぶりに西川監督のインタビュー記事がCinemacafe.netに出た。なんだかますますお美しくなられたような(^^*)
この映画は今年1月に観たが、西川監督による第九夜はとてもよかった。インタビューにある、漱石の「文体のすがすがしさとか、みずみずしさというのを損なわないような画の撮り方としたい」と思った、という言葉どおり、品のある、しかもみずみずしい作品になっていたと思う。緒川さんの美しい足先の表情が一番印象に残っている。

『ジャンゴ』はすごいなあ!

ローソンの情報誌を眺めていたら、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』のオリジナルDVD付前売券というのが告知されていて、びっくりした。あとで見てみると、映画の公式サイトやローソンのサイトにも告知がある。メイキングDVDが前売券についているのだ。それで1800円だから、前売りチケットと市販のナビゲーションDVDを買ったりすることから思えば、かなり安い。なにせヴェネチア出品という晴れがましいイベントが控えているから、宣伝費のかけ方もハンパじゃないのだろう。今後、メジャー作品はこういう盛り上げ方が主流になるのだろうか。

第20回日刊スポーツ映画大賞ファン大賞2次選考は『キサラギ』がトップ

日刊スポーツが、「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」のファン大賞第2次選考(4~7月公開分)は、『キサラギ』が邦画部門第1位になったと報じている。まあ、あれだけ話題を集めた作品だし、確かに面白かったから、妥当な線と言えるかも知れないが、ここまでブッチギリだとは!私個人としては、このページのラインナップから選ぶのなら、『アヒルと鴨のコインロッカー』だが。

オダギリの『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン』は、私は好きではないので、あまり感慨がないけれども、『夕凪の街 桜の国』が善戦しているのが嬉しい。

『TAXi 4』試写会

日が落ちてもいっこうに涼しくならない特別な暑さの今日、試写会に行ってきた。開場を待って並んでいるとき、ビルの屋内なのに、エアコンがほとんど効いておらず、みな汗ダラダラ。会場に入って、やっと人心地がつく。

開演直前に場内放送で、注意事項の告知と映画の紹介がなされたのだが、アナウンスのお姉さんが、映画タイトルを 「TAXi フォ~~~!!!」 と、完璧にレイザーラモンHGさんのパクリで叫んだものだから、会場は大爆笑!おそらく今日一番ウケた場面だ!

TAXiシリーズは確か最初の1本しか観ていないので、もう記憶も薄れてしまったが、今回の『TAXi 4』 も、オヤクソクの内容で、バカバカしい楽しさだった。本当にいかにもフランスのコメディーらしい映画。警察をおちょくるのは、フランス・コメディーの永遠のテーマなのだろうな。サミー・ナセリ演じるタクシードライバーのダニエルと、フレデリック・ディーファンタル演じる警官のエミリアンのコンビは健在。もう何の違和感もない友達同士で、またそれぞれの息子たちがずる賢くて可愛い。

以下ややネタバレ

『King』9月号

8月13日発売となっているが、今日もう本屋に並んでいたので、パラパラ眺めてきた。『サッド ヴァケイション』がらみで、浅野忠信さんと宮﨑あおいさんの写真と対談が載っていた。この写真の二人がなんだかすごくカッコいいのだ!浅野さんは髪の毛を切ってから、とにかくいい感じになったなあ。DoCoMoのCMのときから、そう思ったけれど。

大方の意見とは違うだろうが、私は宮﨑さんは静止画が似合う人だと思った。演技をしていると、童顔と演技のシリアスさのアンバランスがどうもピンとこない(もちろん、そのアンバランスさが良いと思う人が多いのだろうが)。それが写真になると、童顔の奥底に隠された凄みのようなものが写し出されて、より魅力的に見える。映画やテレビでの宮﨑さんがピンとこないのは、たぶん声のせいもあるのだろう。この人は喋らないほうがいい(笑)

対談まで立ち読みするのは申し訳ないと思ったので、読まなかったが、買おうかどうしようか…

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

大の原作ファンなので、映画が公開されれば必ず観にゆくことにしている。『不死鳥の騎士団』は、原作も長いし、様々なエピソードが満載だし、映画化では構成に苦労するだろうなと思っていたが、同時にきわめて映像的な場面もたくさんあるので、特に熾烈な戦いの場面がどう処理されるかに興味があった。ほとんどの人が原作を読んでいるのだろうから、ネタバレにはならないかも知れないが、それでも原作と映画がどう違うかというところは、観てのお楽しみなので、一応隠しておこう。

ネタバレあり

ニコンのサイトに小出早織さんのインタビュー

『時効警察』関連の俳優さんたちは、どうしても気になってしまうのだが、ニコンのサイトに真加出こと小出早織さんのインタビューが4ページにわたって載っていた。真加出とはまったく異なり、しっとりとしたお嬢さんという雰囲気だ。時効のことは語っていないけれども、真面目な話し方に好感の持てる人だ。『舞妓Haaaan!』でもとても良かったし、やっぱり注目したい人のひとり。

Enjoyニコン talk! talk! talk!

『長江哀歌』こぼれ話

『長江哀歌』の試写会は、さほど人気がなかったのか、4件応募して2件も当たってしまった。でも、そのうちの1件は珍しいケース。メルマガに登録して、週に数回送られてくるメルマガ内のURLをクリックすると会員用のプレゼントページが表示され、希望の商品をクリックすると、その場で当たりはずれが判明するというものだ。当選者数はだいたい5名から15名程度。このメルマガに登録してから1年半くらいが経つ。毎回毎回クリックしても、常にはずれで、もう当たらないもんだと思い込んでいた。クリックしてから、当落がわかるまで10秒くらい待つ必要があるので、その日もクリックしてから余所見をしていて、ひょっと画面に目を戻すと、すでに「当選!」の文字が出ている。目を疑ってしまった。こうなると、当選の文字が出る瞬間に遭遇したかったなあという贅沢な不満も。コツコツやっていれば当たることもあるのだと実感した。宝くじも諦めずに買い続けろということか?(笑)

『長江哀歌』 試写会

2006年ベネチア国際映画祭金獅子賞グランプリを受賞した、ジャ・ジャンクー監督の最新作、『長江哀歌』の試写会に行ってきた。

何とも感想の書きにくい映画だ。「どんなに世界が変わろうと、人は精一杯に生き続ける。」 という宣伝文句に間違いはない。しかし、そこに見えるのは力強い生でもなければ、生命力溢れる人間の営みそのものでもないように思える。ただ長江のあまりにもゆったりとした流れや、雲に霞む薄ぼんやりした景観と同じように、バックグラウンドに溶け込んでしまっているばかりで、何一つ表面にしっかり浮かび上がってくるものがないように思えた。つまりは、喩えようもなく地味なのだ。ベネチアの金獅子賞受賞作は、決してアメリカ人が見ようとはしない種類の映画だとよく言われるが、まさにその通り。エンターテインメント性の対極にある作品といえる。もちろん、ある程度は予想していたことだが。

以下、完全にネタバレ